酒米の米粉-上膊 ※20kg

とある酒造で、酒の製造過程に発生してしまった米粉です。

酒には、米の中心部分のみを使用するため、米の外側は削り、発生した米粉は廃棄に回していました。この米粉の廃棄をなくせないかとrebakeにご相談いただき、こちらの商品の販売をスタートしました。

（上白は、特白と比較するとより米の中心部を削った際に出た米粉です）

通常の米粉よりも粒子が荒い部分があり、製パンに100%使用するには少々難しいところがありますが、～30％程度の配合だとおいしく出来上がるかと思います。

【ご利用いただいたパン屋さんからの感想】

・練ってるときはまとまる。発酵後まとまり悪くなり、ぽそぽそ。焼き上がり少し黄色い。焼いた後の油分がメーカーに残る。焼いてる時に餅の香りがする。米粒残ってない。米粉の甘みがあるのか、甘さを感じられる。

・特白は米粉100に2割程度混ぜて焼けました。米粉自体の米の匂いが最初気になりましたが焼くと気にならなく米の甘みを感じました 上白は米粒（1〜2ミリ程度）が多く残っており茶漉しで振るって使いましたが吸収性が高くパンやお菓子には使い難かったです。

・かなり、もっちり食感と、いつもの吸水より増やしました。焼き上がりはやや固めになりましたが、お米の旨味が際立ちました。 米粉パンをお買い上げのお客様には、日本酒にしようされた美味しいお米の米粉パンですと説明すると、興味をもたれていました。

・上白では米の胚乳部が硬いため、粒の粒度が大きい状態で多く残っていました。そのまま製菓製パンとして利用すると、食感として硬く残る様子でした。 パンで利用する為には、TA300程度の湯種製法でα化処理を行うと食感の改善がみられました。 その際の食感や生地物性としては、小麦全粒粉のような付加価値がつけられるのではと感じました。 特白に関しては水分との水和性が高く、特に問題なく使用できるのかなと感じました。 ただしどちらも、米粉中に含まれる水分値が低いのか、普段使用している製菓用の米粉と比べると加水量の調整が製造者に求められました。

【注意事項】

※20kg単位での販売です。

※酒造のスケジュールの都合上、3月中旬が最終発送です。次回の販売は25年10月下旬を予定しています。

※製パン用に作られた米粉ではありませんので、粒子が洗い物が混じっている場合がございます。

※品種：ブレンド米　品種構成／山田錦（兵庫）／五百万石（富山）／美山錦（長野）／ 吟風（北海道） その他 

※送料は以下のようになります（円）

北海道：1100／北東北：900／南東北：800／北関東：800／南関東：800／甲信越：800／北陸：800／中部：800／近畿：900／中国：900／四国：1000／北九州：1000／南九州：1100／沖縄：別途